●越中八尾おわら道場

おわら道場の紹介

越中八尾おわら道場は、富山県の越中おわら節の研修と伝承・普及を目的とし、1985年に設立されました。
おわら節各部門の教室(講習会)を運営し、技能審査会で資格認定を行います。居住地、年齢、性別を問わず誰でも随時入会できます。
2010年3月現在の会員数は218名(過去延べ会員数は772名。いずれも会員管理システムの登録データ件数)です。

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講習会

開催日: 前期=3月から6月までの間、原則として第2第4日曜日(変更あり。開催日はお問い合せください)。各日約2時間。
後期=7月から11月までの間。開催曜日と時間は前期と同じ。
場所: 富山市民芸術創造センター 講習会場地図(yahoo map)
※講習会の会場ならびに時間の変更にご注意ください(下記参照)。

2010年度(平成22年度)講習会・技能審査会の日程
日時 内容 場所 備考
●前期日程
3月14日(日) 13:00〜15:00 前期通常講習会・第1回 富山市民芸術創造センター 当日入会申し込み可
3月28日(日) 19:00〜21:00 同上・第2回 同上 同上
4月11日(日) 13:00〜15:00
15:00〜17:00
同上・第3回
平成22年度定期総会
同上 総会は会員のみ参加可
4月25日(日) 19:00〜21:00 前期通常講習会・第4回 富山市民芸術創造センター 当日入会申し込み可
5月9日(日) 13:00〜15:00 同上・第5回 同上 同上
5月23日(日) 19:00〜21:00 同上・第6回 同上 同上
6月13日(日) 13:00〜15:00 同上・第7回 同上 同上
6月27日(日) 19:00〜21:00 同上・第8回 同上 同上
7月4日(日) 13:00〜15:00 同上・第9回 同上 同上
7月11日(日) 9:00〜 平成22年度前期技能審査会 富山能楽堂 一般見学自由(無料)
7月18日(日) 11:00〜 創立25周年記念事業 グランドプラザ(富山市) 同上※
※13:00〜、グランドプラザで演技発表会。16:00〜、町流し(中央通り、総曲輪通り)。18:00〜、「なおらい会」(会員のみ)。
●後期日程
8月8日(日) 13:00〜15:00
15:00〜17:00
後期通常講習会・第1回
前期審査会認定証授与式
八尾町コミュニティセンター 当日入会申し込み可
8月22日(日) 19:00〜21:00 後期通常講習会・第2回 富山市民芸術創造センター 同上
9月3日(金) 19:00〜 風の盆※ 聞名寺(八尾町)境内 雨天決行、見学自由
9月26日(日) 19:00〜21:00 後期通常講習会・第3回 富山市民芸術創造センター 当日入会申し込み可
10月10日(日) 19:00〜21:00 後期通常講習会・第4回 同上 同上
10月24日(日) 13:00〜15:00 後期通常講習会・第5回 同上 同上
11月7日(日) 19:00〜21:00 後期通常講習会・第6回 八尾町コミュニティセンター 同上
11月14日(日) 19:00〜21:00 後期通常講習会・第7回 同上 同上
11月20日(土)
11月21日(日)
13:00〜
9:00〜
平成22年度後期技能審査会 富山能楽堂 一般見学自由(無料)
12月5日(日) 9:00〜
11:00〜
師範・役員合同会議
後期審査会認定証授与式
※場所未定 会員のみ参加可
※9月3日の「風の盆」は、「風の盆講中」との合同出演です。

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講習会の光景

唄教室 三味線教室 胡弓教室
男踊り教室 女踊り教室 受講者全員による輪踊り



部門

次の7部門の中からどの部門でも、また幾つの部門でも受講できます。


男踊り

「案山子踊り」等、男性の踊りの部門です。黒の法被に黒の腹掛け、股引を着用して踊るので目立ちます。緩急と切れ、手足の決めを見せ場とする勇壮で躍動的な踊りです。

女踊り

「四季踊り」や「蛍狩り」等、女性の踊りの部門です。優雅で柔らかな印象の中に、妖艶さが漂う踊りです。

胡弓

おわら節に不可欠な胡弓の部門です。胡弓がおわら節に定着したのは意外に新しく、昭和に入った頃です。哀愁を帯びた胡弓の調べが、三味線と太鼓という対照的な音色と合わさって、おわら節独特の楽曲を形作っています。

三味線

三味線の部門です。中棹の三味線を使います。リズムの要となりますので、切れの良い音色が好まれます。バチの決めが大切で、譜面だけでは表現できない独特のはずみを勉強する必要があります。

太鼓

太鼓の部門です。おわら節では太鼓は固定せず、身体にタスキ状に吊るして叩きます。合いの手などの「はじめ」「なか」「まとめ」のおおよそ三つの打法があり、唄や三味線をひきしめる役目を果します。


唄い手で何よりも重要なのは、楽器や踊りの人達が演じ易く、かつ聴いている人達にきちんと歌詞が伝わることです。ですから踊りが付いていても、いなくても人の前で唄うにはかなりの熟練が求められます。

囃子ことば

囃す時は、音感、リズム感、そして唄わせよういう勢い等が必須の条件となります。踊りの一連の流れの全部を解っていないと囃し方は務まりません。ですから囃し方はそのチーム全体のキーマンであり、ある意味ではおわらの中で一番難しいのはこの囃し方かも知れません。


後見人 竹内 勉氏
民謡には、その唄が育った風土が色濃く反映している。それを「らしさ」と呼ぶ。その唄が育った地元の人たちが、自分たちの手で守り育てるのが理想である。
しかし、今日の日本列島は経済中心のため、人々は都市部に集中している。そのため、名曲はあれど、支える人々の数に限界が生じてきている。
それならば、生活の場所がたとえ地元でなくても、その唄を守り育てる気持ちのある人なら、地元の人々が守ろうとしている「らしさ」をそこなうことなく伝承する一員に加わる時代に入ったと考えられないだろうか。
「越中八尾おわら道場」は、「八尾」の「らしさ」を技術で守り伝えようとする集団なのである。
竹内勉氏略歴
1937(昭和12)年、東京生まれ。民謡評論家。NHKラジオ「音楽アラカルト(民謡)」担当。
著書:「民謡辞典」、「追分節」(三省堂)、「民謡地図1〜4」・「生きてごらんなさい1〜9」(本阿弥書店)、「民謡」(角川書店)、他多数。
代表(第3代会長) 庵 進
---ただ、ただ研鑽越中おわら節---
「越中八尾おわら道場」は昭和60年4月、明治生まれの胡弓の名人・若林久義氏(故人)と囃子詞の名人・中田国嗣氏(故人)、そして当道場初代会長の佐藤清氏を中心に、八尾の町の有志十数人が発起人となって誕生しました。
「おわら道場」設立の切っ掛けは、「おわら」をきちんと芸事として捉えて取組んできた人達が『今のおわらは唄も三味線も踊りも少し崩れてきた。このままでは人気だけで中身が伴わないおわらになってしまう』とそれぞれに憂いを持ち始めたこと。さらに、昭和30年代から続いた民謡ブームも50年代に入ってから急激に陰りが見られるようになった中、越中おわらだけは人気が高く、他の民謡に物足りなくなった全国の「本物志向」の人達が「越中おわら」を目指してだんだんと増えて来たことです。此等に応えるべく、長老、若手で色々と構想を重ねて旗揚げをしました。
現在、民謡の守門者である竹内勉氏と、八尾のお城とも云える聞名寺住職、霧野雅麿氏の二人を後見人として23年目(2007年現在)に至っています。
さて、なぜ民謡の団体に『道場』と付けたかは、《地元の人であろうと県外の人であろうと、民謡(唄、楽器、踊りほか)の経験が深かろうが浅かろうが、また老若男女を問わず門戸を開き、ただ技量の進歩上達を基準に審査を行い、段位を取得してもらう》という趣旨からです。このことを発足時から全く変わることなく「越中八尾おわら道場」の根幹としています。
この審査を「越中おわら節技能審査会」と云い、6月の「前期」と11月の「後期」の年二回開催しています。当道場の会員しか審査を受けることは出来ませんが、審査会場にはどなたでも入場無料でご自由に観覧いただけます。
芸事の昇段試験をこのように公開で行っている団体は、プロ、アマチュアを問わず、日本全国どこにも例がないと思います。
名人と云われる方々の芸は、ひとつのことにこだわって長い時間をかけて築き上げられたものですから、いつ聴いても、何回聴いても又何回観ても飽きることのない「その人だけが持つ独特の品格と味のある『芸』」です。
一方、昨今は派手さや奇抜つさが主流となり、品格とか味わいなどに乏しい芸が氾濫しているように思えてなりません。芸事はたとえ素人であっても、名人のようにひとつのことにこだわりを持って、時間をかけて本気で取組んでもらいたいものです。
当「おわら道場」は設立以来、この「こだわりを持つ」を基本にして日々取組んでいます。お陰さまでその功が奏してか徐々にではありますが、世間から「おわら道場」を評価いただき、当道場の出番も増えてまいりました。
私たちは、明治生まれの方々から引き継いだ「おわらに対する熱い思いと理念」を大切にしながら、人や時代がどのように変わろうとも常に「真の越中おわら」を目指してこの輪を拡げて行きたいと願っています。
最後に、「越中八尾おわら道場」を識っていただくために是非一度、「越中おわら節技能審査会」を御覧下さいまして越中おわらの「良さ」「難しさ」と当道場の『おわらへのこだわり』を実感していただければ幸甚です。

講師紹介
庵 進

代表
澤田 勲
三味線
高土 松作
胡弓
塚内 優
男踊り
倉間 あけみ
女踊り



主な年間行事

総会(お花見) 4月
おさらい会 7月
風の盆(聞名寺境内) 9月3日夜
技能審査会 前期=6月下旬 後期=11月下旬
忘年会 11月下旬
演技発表会 5年毎に開催予定
各種催事出演 宇奈月温泉街流し(8月下旬の5日間) その他随時

2010年度(平成22年度)行事日程
日時 内容 場所 備考
4月11日(日) 15:00〜17:00 平成22年度定期総会 富山市民芸術創造センター 会員のみ参加可
7月11日(日) 9:00〜 平成22年度前期技能審査会 富山能楽堂 一般見学自由(無料)
7月18日(日) 11:00〜 創立25周年記念事業 グランドプラザ 同上※1
8月8日(日) 15:00〜17:00 前期審査会認定証授与式 八尾町コミュニティセンター
9月3日(金) 19:00〜 風の盆※2 聞名寺(八尾町)境内 雨天決行、一般見学自由
11月20日(土)
11月21日(日)
13:00〜
9:00〜
平成22年度後期技能審査会 富山能楽堂 一般見学自由(無料)
11月21日(日) 18:00〜 忘年会 ゆーとりあ越中 会員のみ参加可
12月5日(日) 9:00〜
11:00〜
師範・役員合同会議
後期審査会認定証授与式
※場所未定 同上
※1:13:00〜、グランドプラザで演技発表会。16:00〜、町流し(中央通り、総曲輪通り)。18:00〜、「なおらい会」(会員のみ)。
※2:9月3日の「風の盆」は、「風の盆講中」との合同出演です。





本部事務局 〒393-2352 富山県富山市八尾町下新町1381
tel:076-455-3498 fax:076-467-1534 地図(yahoo map)
mail: yatsuo@owara-dojyo.com
関西支部 〒577-0802 東大阪市小阪本町2-13-17
tel:06-6723-5313 fax:06-6722-0745
珠洲支部 〒927-1214 石川県珠洲市飯田町14-15
tel:0768-82-0077 fax:0768-82-4662
お問い合せは、上記メールアドレスへメールするか、本部事務局へ電話でお願いします。
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